チェコ生命科学大学 森林?木材科学部長の農学研究院への表敬訪問について
2025年3月27日
3月3日(月)に、大学間交流協定を結ぶこととなったチェコ生命科学大学(Czech University of Life Sciences Prague)のRobert Marusak 森林?木材科学部長が、農学研究院を表敬訪問し、船田 良 農学研究院長、斎藤 広隆、千年 篤、田中 知己 各評議員をはじめ、農学研究院の森林?木材系の教員らと両大学の紹介等を行い、今後の連携の可能性について活発な意見交換が行われました。
チェコ生命科学大学は1906年に設立され、約1800人の教職員がおり、そのうち700人以上が教授と准教授で、農学?森林科学の分野では2024年QS世界大学ランキングで世界64位、チェコ共和国3位にランクされています。また、同学部は昨年創立105周年を迎え、チェコ共和国で最も古い森林?木材科学部となります。学部設立に至るまでの道のりは国の政治的、歴史的な背景から決して容易ではありませんでしたが、現在はチェコ共和国の森林?木材研究や産業のリーダー的機関となっているとのことでした。
堀川 祥生 教授(セルロース)、小瀬 亮太 准教授(セルロースナノファイバー)、崔 東寿 准教授(菌類による森林再生)から、本学の研究トピックに関しての紹介も行われました。
その後植物工場を訪問し、昼食会では、白木 克繁 准教授、安藤 惠介 准教授による研究成果の紹介に加えて、今後の両大学の学生?教員の相互受入や共同研究に関して意見交換が行われました。
今回の表敬訪問および大学間交流協定により、本学とチェコ生命科学大学との連携のさらなる発展が期待されます。

